更新日:
2023/11/08

転職先を見極めるポイント

働きやすい職場を見極めるポイントを知り、転職を成功に導きましょう。細かい部分まで確認することが大切です。

転職先を見極めるポイント

離職率

職員の離職率が低い職場は、働きやすい環境が整っています。事前に離職率をチェックしておきましょう。事前に調べられないと面接時に直接聞かねばならず、それには勇気がいります。離職率を図る際の指標として、「ずっと同じ求人が出ているかどうか」に注目しましょう。新しい事業を始める、または拡大するといった理由であれば問題ありませんが、そうではなくずっと同じ求人が出ているなら人材が定着していない職場と判断できます。度々同じ求人を目にするようなら注意してください。

詳細な条件

事前に条件を確認するのは当然ですが、職場の規模や業務内容に比べて給与があまりにも高い場合は危険です。長時間の残業代込みの金額であったり、昇給制度が機能していなかったりするパターンが多いです。疑問を感じた際は、細部まで条件を確認するようにしましょう。雇用契約が曖昧だと非常に危険です。給与だけでなく、勤務時間や年間休日数、交通費の支給、手当、賞与、退職金、社会保険、休職制度、転勤の可能性、契約更新などの項目は必ず確認してください。

採用までの流れ

書類選考から面接、採用までの流れがあまりにも早い場合も注意が必要です。採用までの流れが早いのはいいことに思えます。しかし、一般的な採用活動では応募者の能力や人柄などを総合的に考慮し、選考にもそれなりの時間をかけます。採用までの流れがあまりにも早い場合、その職場は人手不足で「誰でもいいので採用したい」という状況かもしれません。面接当日に内定を出された場合などは即決せず、一旦持ち帰るようにしましょう。

職場見学に行く

可能な限り職場見学に申し込み、自分の目で直接確認しましょう。その際に注目すべきなのが、職員が働いている様子です。利用者との接し方や職場全体の雰囲気を観察してください。「こちらから挨拶しても反応がない」「笑顔が見られない」といった状況なら、人間関係に問題がある可能性が高いです。あるいは、職員が疲弊しており、労働環境に不満を抱えている状態かもしれません。
また、清掃が行き届いているかどうかにも注目してください。介護施設は高齢者の命を預かる現場です。介護サービスを提供する場所が不潔な状態であってはいけません。不衛生な点が目立つようであれば、運営体制に問題のある職場といえます。そういった職場は事故が起きやすく、働く上でリスクが高いので避けましょう。

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