更新日:
2023/10/22

資格は必要?おすすめの資格は?

老老介護を支援する在宅介護サービスの仕事に就く際に必要な資格やおすすめの資格を紹介します。介護士として働きたい人は確認必須です。

資格は必要?おすすめの資格は?

訪問介護の場合

訪問介護の現場では身体介護を行います。身体介護を行うためには介護系の資格が必須なので、事前に取得しておきましょう。身体介護を行わない生活援助をメインにしたサービスもありますが、その場合も「生活援助従事者研修」を修了していなければなりません。訪問介護は基本的に1対1で行われる介護サービスです。そのため、いざという時は自分の判断で対処しなければなりません。責任が伴う仕事なので、それ相応の知識や技術が求められます。

ショートステイの場合

ショートステイで働く場合も、介護系の資格を取得していると転職の際に有利です。なお、医師や看護師などの専門職の場合は、当然ながら国家資格が必要になります。ショートステイには生活相談員も在籍していますが、そのポジションに就くためには「社会福祉士」や「介護支援専門員」の資格が必要です。

デイサービスの場合

デイサービスの仕事は資格がなくても始められます。しかし、資格があれば転職の際に有利なのは変わりません。また、利用者との交流が多いのでコミュニケーション能力は必須です。日中のみ介護を行うので、生活リズムを崩さず働きたい人に人気があるようです。

まずは入門資格を取得する

訪問介護などの資格が必須の職場で働く場合は、「介護職員初任者研修」を修了しましょう。これは、介護士として働く際に必要な基本的な知識や技術を学べる研修です。130時間のカリキュラムを通じて知識と技術を習得します。日本全国で開講していますが、受講料は地域などによって異なります。

国家資格を目指そう

すでに介護士としての経験を積んでいる人は「介護福祉士」の取得を目指してください。介護分野で唯一の国家資格であり、どの職場に転職する場合でも有利に働きます。国家試験に合格する必要がありますが、受験資格を得るためにはいくつかの要件をクリアしなければなりません。働きながら資格の取得を目指す場合、実務経験ルートになるでしょう。実務経験ルートの場合、介護士として実務経験を3年以上積み、介護職員初任者研修の上級資格である実務者研修を修了することで受験資格を得られます。
また、この他にも養成施設や福祉高校に通って受験資格を得るルートもあります。養成施設に通って受験資格を得る場合は、ある程度の年数と費用がかかります。自分に合った方法で介護福祉士の取得を目指しましょう。以下に、介護福祉国家試験の概要をまとめているページを紹介しますので、こちらも参考にしてください。

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