老老介護の現状:老老介護ナビ
親の介護をするのは当たり前と言われていた時代もありましたが、核家族型が進み若い人は共働きで忙しくなり、介護をするのは難しい環境になりつつあります。そのため、若い人の力を借りることが出来ずに、高齢者が高...
老老介護の現状
親の介護をするのは当たり前と言われていた時代もありましたが、核家族型が進み若い人は共働きで忙しくなり、介護をするのは難しい環境になりつつあります。そのため、若い人の力を借りることが出来ずに、高齢者が高齢者を介護する老老介護が増えているのです。70代の人が90代の介護をするというケースもあります。
自分自身も介護が必要となるような年代で、介護をしなくてはならない状況にある人も多いのです。老老介護は年齢だけではなくいくつかの問題点があると言われていますが、先の見えない介護というのも大きな問題点と言えるでしょう。以前は介護の期間も短く最期を看取るための介護というような感覚もありましたが、医療技術が進み寿命が延びたことで介護期間も長くなっているのです。
いつまで老老介護が続くのか分からない、自分のほうが先に逝ってしまうかもしれないなどの不安を抱えながら老老介護をしなくてはならないのです。体力や気力がいつまで持つか分からない、寝たきりになったらきちんと介護を続けられるだろうかという不安も大きいようです。老老介護が何十年も続くかもという不安が、介護を行なう高齢者に重くのしかかっているのです。
介護は子育てみたいなものと思う人もいるようですが、赤ちゃんは最初は大変ですが成長することで手がかからなくなります。。「赤ちゃんの頃、食事の世話から下の世話まで全部してもらったんだから、今度は恩返しをするべき」というのは親の介護をしようとしない子供を諭す定番でもあります。
でも子育てと介護の大きな違いは、赤ちゃんがどんどん成長して手がかからなくなっていくのに対して、老人患者の介護は病状が良くなる事は少なく、むしろ悪化する事の方が多いのです。
医療が不十分だった昔は「看取りは三月」と言われたように、3ヶ月も寝たきり老人の世話をすればその死を看取る、というのが普通でした。けれど現在は医療の発達により、寝たきりであっても何年も何十年も永らえることもあります。
しかし、介護の場合には症状が悪化することもありますし、加齢により歩行困難などになることも多く、介護の手が年々必要となり大変な苦労となってしまいます。老老介護の問題点を少しでも解消するためにも、ヘルパーの数や入所施設などを増やしていくことも大切だと思います。
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